休憩時間

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=18774

この記事を読んで。


前年よりもうつ病などの精神疾患で休職する公立学校教員が増えているという記事。

増えているのは公立学校教員だけでなくて、どの職種でも言えることなんだろうね。

どうして増えているんだろう。







人が精神疾患に罹りやすい体になっているのか、社会が罹りやすい状態になっているのか。

うつ病は気持ちの問題ではないんだけど、気持ちの持ちようで予防することはできると思う。

「自分の限界を知ること」「頑張りすぎないこと」

私はこの二つが大切だと思う。

自分がどれくらい無理をすると倒れてしまうのか知っておくことは、例えば何日寝ないで仕事したらクラクラしてくるか、1日どれくらい働いたら思うように仕事が進まなくなるかなど自分の限界を知って、その限界までいかないようにセルフコントロールすることが必要になってくる。毎回限界まで仕事して倒れて仕事して倒れていたら誰だって体を壊してしまう。

頑張りすぎないことは自分の限界を知ることと似ているけれど、「やらなくちゃ」「頑張らなくちゃ」って思えば思うほど気持ちは落ち込んでいく。社会はものすごい量の情報が溢れていて、やるべきことが溢れている。こんな状態の社会の中なら、定期的に「ま、いっか」て思えるようにならないと、体が先に壊れてしまう。
うつ病になりやすい性格として、几帳面、仕事熱心、責任感が強いといわれているけれど、こういう性格の人は「ま、いっか」と息抜きできない状態が続いてしまうからうつ病になりやすいのだろう。





思い返してみれば自分も一時期うつ病だった時期があって、なかなかその時の心情が思い出せないのだけれど、そのことがあってからか、あまり精神的に無理をしないようにしている。ただ、無理をしないようにすることで新しいことにチャレンジすることを怖がっているようにも感じる。

新しいチャレンジをして、それを乗り越えられれば新しい自分が見えてくるかもしれないのに…