妊婦スポーツの安全管理基準

妊婦スポーツの安全管理基準(2019)

日本臨床スポーツ医学会 産婦人科部会  

 

より抜粋。

 

母児の条件  

現在の妊娠経過が正常で,かつ以下の条件を満たしている.

1)後期流産・早産の既往がないこと.

2)偶発合併症,産科合併症がないこと.

3)単胎妊娠で胎児の発育に異常が認められないこと.

4)妊娠成立後にスポーツを開始する場合は,原則として妊娠 12 週以降であること.

5)スポーツの終了時期は,異常が認められない場合には,特に制限しない.

スポーツ種目

1)有酸素運動,かつ全身運動で楽しく長続きするものであることが望ましい.

2)腹部に直接的な外傷を与えるものや落下のリスクがあるもの,接触による外傷性リスクの高いもの,過 度な腹圧がかかるものは避ける.

3)妊娠 16 週以降では,長時間仰臥位になるような運動は避ける.

運動強度

1)心拍数で 150bpm 以下,自覚的運動強度としては「ややきつい」以下が望ましい. 2)連続運動を行う場合には,自覚的運動強度としては「やや楽である」以下とする.

実施時間

1)午前 10 時から午後 2 時の間が望ましい.

2)週 2~3 回で,1 回の運動時間は 60 分以内とする

 

他にも提言本文には詳しく書いてある。

コレをベースにトレーニングしていこう。

まず、卵巣腫脹と腹水貯留している現状では来週の受診まではレストする。

ストレッチとマッサージだけにしよう。